個人的に興味があるので、緑青の作り方についてまとめています(随時更新中)。
もくじ
緑青とは
銅が酸化されることで生まれる青緑色の錆のこと。銅青(どうせい)や銅銹(どうしゅう)とも呼ばれる。十円玉の表面が青くなる現象や鎌倉の高徳院の鎌倉大仏の表面が青いのも緑青が原因です。
天然緑青の発生の過程は銅地金が大気中の酸素で酸化銅に変化し、これが大気中の水分と硫黄化合物、炭酸ガス、塩分などによって、腐食皮膜を形成し、長い年月を経て、難溶性の安定な緑青皮膜を形成する。天然緑青は、自然の環境によって色調や組成に違いがあるといわれている。
自然発生させた緑青は綺麗に出るという情報もあったが、自然発生させるのには長い時間がかかる模様。
人工的に緑青を作ってみる
インターネットから得られた緑青の作り方を随時、実際に試していきます。
塩化アンモニウムを利用した方法
銅飾りを緑青を発生させている方が居た(サイトが現在無くなってしまったようです)のでそちらを参考にして実際にトライしています。
銅板を購入
厚さ0.3mmで100mm×200mmの銅板をホームセンター(コーナン)で購入。実験段階なので素材を安く調達するために面積が小さく薄い銅板を選択しました。薄い銅板は丁寧に取り扱わないとすぐに曲がってしまうので注意が必要です。
似たような銅板はAmazonや楽天市場、ASKUL、モノタロウなどでも購入が出来ます。近所にホームセンターが無い人は通販を利用するもの手です。
塩化アンモニウムを購入
塩化アンモニウムは食品添加物としてパンなどでも使用されています。世界一まずい飴として有名なサルミアッキと呼ばれる北欧のお菓子にも使われいるそうな。
つまり劇薬というわけではないので、特に免許など、必要ではなく誰でも購入することが可能です。
私は近所のドラッグストアや処方箋を受け付けている病院の近くにあるような薬局を何軒か回ったのですが、どこも取り扱っていた無かったので最終的にAmazonで購入しました。
銅板同様、塩化アンモニウムも楽天市場、モノタロウなどで取り扱いがあります。
ネットの情報では東急ハンズなどで取り扱っている可能性があるとのことです。
銅板の表面を耐水ペーパーやブロックサンダーで研磨
銅板に効率よく塩化アンモニウム溶液を付着させるために銅板を研磨します。ある程度目が細かければ研磨する道具は何でも構わないと思われますが、均等に研磨しやすいのはブロックサンダーかなと思い、私はストロングツールのブロックサンダーの細目#180で銅板の表面を研磨しました。
銅板表面にカッティングシートを貼る
どれくらいの面積まで綺麗に緑青が発生するかを確認するために塩化アンモニウム水溶液を付着させない部分を意図的に作ることにしました。
イラストレーターなどのソフトで下の図のような画像を作成します。
幅は80mmで統一し、高さは上から1mm、2mm、3mm、5mm、7mm、10mm、20mm、50mmと設定しました。
この画像を印刷しカッティングシートに貼り付けて切り出して銅板に貼り付けると
このようになります。
この銅板が露出した部分に塩化アンモニウム水溶液を筆で塗っていきます。
塩化アンモニウム水溶液を作る
今回はネットの情報を参考に水7の塩化アンモニウム3の割合で水溶液を作成します。特に記述がなかったので水は水道水を使用しました。
随時更新中
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緑青を人工的に作る
塩化アンモニューム水溶液を作った以降の記事を楽しみ待っています。
いつごろ公開していただけますか。
コメントありがとうございます(`・ω・´)
お返事が遅くなり申し訳ありません(´・ω・`;)
楽しみにしてくださってありがとうございます!
行程こそ進めているのですが、記事にする時間が捻出が出来ない状態にありました(あります)。
更新時期は明記出来ませんが10月までにはもうちょっと進んだものをお見せできればと…;
銅版の錆の発生方法ですが、簡単に出来ます。
銅版の表面をサンドペーパーでめあらしします。
人が食べるショウユウを3倍から4倍に水で薄めます。
薄めたショウユウをメアラシしためんに塗布します。
24時間以上放置、青錆が発生します。・・以上です。
平成4年に(約23年前)日本銀行の屋根の改修時に人工的に緑青の発錆作業を行ないきした。・・首都高速外回りにあります。
銅版表面をサンドペーパーにてメアラシ、食べる天然の醤油を水で希釈して、銅版表面に塗布したものです。・・2~3日で緑青が発生しました。・・ご確認願います。
これは、ある学者が間違って出来たものを再現したものです。・・三菱レーヨンの中央研究所での出来事でした。
この方法が確実に出来る方法であり、現実に23年経過、異常はありません。
とても興味あります。是非続きの更新をお願いいたします。
皆様、コメントありがとうございます(`・ω・´)
更新するする詐欺で申し訳ございません。
一応、完成品などもあるのですが、まだまだまとめられていないので気長にお待ちいただけると幸いです。