冷静に考えるとバイクって怖い乗り物だと思ってしまった。
バイクに乗る気がしない
バイクに乗れなくなってしまった。
バイクの操作が出来なくなったわけではないのでバイクに乗るのが怖くなってしまったというのが正しいだろうか。
元々、車の免許を取った時は原付を購入して乗っていたのだが二段階右折や30km制限が面倒で
と朧気に思っていた。
その後、浪人生活を始めてからは原付に乗る機会が減った事に加えて、当時はお金がなさ過ぎたので維持費を払うのが惜しくなり、結局原付はナンバーを切る事に。
原付のナンバーを切ってからも「いつかバイクの免許を取ろう」という気持ちは消えずにいたが、気付いたら大学を卒業をする事になっていた。
学生のうちに免許を取得した方が安上がりだし、今やらないとずっとやらない気がすると思ったので卒業間際にあわてて教習所に申し込み、2016年の11月ぐらいに普通自動二輪車の免許を取得。
免許を取得した時から現在進行形で無職なのでバイクを所持する計画は一切無かったのだが、どうも今後バイクに乗る気が芽生えない気がする。
怪我の後遺症が怖い
原因はバイクで怪我をするのが怖い、特に怪我をして後遺症が残ってしまうのが怖いと思ってしまったからだ。
2月の初旬に祖父が脳梗塞で倒れ半身不随になってしまったのだが、半身不随というのは見ている限りとても不便そうだ。実際、不便だろう。
祖父は脳梗塞で半身不随になったが、バイクでも運悪く怪我してしまったら一生後遺症が残るような…例えば半身不随になる可能性がある。
そして何より怖いのが脳の損傷でなく脊椎を損傷して麻痺が残ってしまった場合、リハビリで回復する事はあんまり無いらしいのだ。
私は専門家ではないので詳しい事はわからないがリハビリの効果が出やすいのは脳の損傷系らしく、こちらはリハビリによってそれなりに機能を取り戻すらしいのだが、脊椎系はあんまり回復しないらしい。
これに恐怖を感じてしまった。
交通事故はバイクに限らないけれど
もちろん、バイクに限らず車に乗ってても交通事故に合う可能性はあるわけだが、バイクは事故率そのものも自動車に比べて高いし、何より事故に合った際の死亡率と重傷率が高い。
統計したタイミングにもよるが死亡確率が7倍くらい、重傷率に至っては10倍くらい高いのだ。
実際、私の同級生も2人ほどバイクで事故を起こしている。
1人は自損事故でバイクを全損した。運良く大きな怪我はしなかったようだが、一歩間違えばどうなっていたかはわからない。
もう1人はトラックに跳ねられてしまって、亡くなっている。
死ぬのも怖いが、やはり後遺症が残るような怪我を負ってしまう事が怖い。
出来る事も大きく限られてくるし、その後前向きに生きていけるだろうかと思うと私の場合、ガッツが無いのでちょっと怪しい。
もっとも、今はお金が無いのでバイクを買って維持する事が出来ないのだが…。
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