1月26日に行われたPlayStationVR(PSVR)の追加販売に参戦してみました。
もくじ
すまない。ただちょっとPSVRが欲しくて
2017年の1月26日に再販が行われたPSVRですが、1月26日は木曜日と平日で、土日休みの社会人お断りの日程でした。
私の友人も
と嘆いていました。
おそらくバイオハザード7 レジデント イービルの発売日に合わせた形だったんでしょうが、確かに平日に再販されては社会人の内、もっとも該当する人が多いであろう土日休みの人間はお手上げです。
しかし、この私には通用しません。
何故なら私は無職だからです!
というわけで私は既にPSVRを所持しているんですが、友人のために一肌脱ぐ事にしました。
みんな財布は持ったな!!行くぞォ!!
さて、PSVRの追加販売について、パソコンの前に張り付いて追加販売が行われるであろう通販サイトで更新される瞬間をひたすら待機しても良いんですが、それを狙っているであろう人は多いと思われるので競争率がバリくそ高い事は容易に想像が付きます。
というわけで少しでも手に入れる確率を上げるため今回は実店舗で先着販売や抽選を行う店舗に出向く事にしました。
外出先でもネット環境があれば通販での争奪戦は参加出来ない事も無いでしょうしね。
今回、私が狙いを付けていたのはヨドバシカメラ錦糸町店。
ヨドバシカメラはおそらく全店舗で抽選では無く、先着で並んでいた人が買えるシステムを採用しているので、先に並んでしまえば確実に入手出来ます。
また同じヨドバシカメラでも秋葉原や新宿の方がおそらくPSVRの入荷する台数は多いと思ったんですが、その分、並ぶ人がいっぱい集まるだろうと思いちょっとマイナーになるであろう錦糸町に狙いを向けました。
始発で行けば買えると思っていたんですが、念には念を入れて始発の電車が錦糸町に付く前に並んぶ事にしました。
自宅からの時間を逆算し、1時間ぐらい自転車をこいで早朝の錦糸町に到着。駐輪場に自転車を止めてヨドバシカメラ錦糸町店に向かうと既に列が形成されていました。
並ぼうとすると警備員さんに声をかけられます。
到着したのは午前4時20分ぐらいだったと思うのですが、既に規定の人数に達していました。
ヨドバシカメラ錦糸町店に向かう道中、落ちていたスマートフォンを交番に届けようと思ったら派出所に誰も居なかったので、置いてある電話(本部に繋がる?)で「スマートフォン落ちてたんで置いとくね」と連絡したら「すぐそっち行くからちょっとだけ待ってて!」と言われて待ってしまったのが行けなかったかもしれません(´・ω・`)ぐぬぬ
並んでいる人を見ると本当にPSVRが欲しくて並んでいるであろう人も居るんですが、ゲームとかに興味が無さそうな人達、というか転売屋っぽい人達も結構並んでいます。
耳を傾けると、どうも中国語っぽい言語が飛び交っています。言語だけじゃ判断するのは失礼かもしれませんが転売屋の人がもりもり居るっぽいですな(´・ω・`)
上野にPSVRがあるよ!よしでかした!!
錦糸町でこんな感じなら他店舗に今から向かっても厳しいだろうし、あとは抽選形式で追加販売を行う店舗とネット通販に望みを託すべく、悲しい背中をしながらとぼとぼと帰ろうとしたのですが、Twitterなどで列形成の情報を見るとヨドバシカメラの上野店にはまだ人があまり並んでないという情報をキャッチしました。
ヨドバシ上野PSVR待機列、ざっと見20人てとこか。
— Syncrea@紅さん (@Syncrea) January 25, 2017
ちょっとでも購入出来る確率が高まるのであれば、努力を惜しんではいけません。
少し錦糸町で待っていれば始発の電車が動き出しそうだったので、自転車を錦糸町に置いて、ヨドバシカメラの上野店に向かう作戦に切り替えました。
錦糸町のホームで時間を潰し、始発に乗り込み、乗り継ぎをへて上野に到着。
小走りでヨドバシカメラ上野店に向かうと遠くで全力疾走している2名の男性が居るではありませんか!
と追いかけるとその人達はヨドバシカメラ上野1号店にそのまま入っていきました。
どうやらヨドバシカメラの店員さんだったようです。
始発で追加販売の対応にあたっているんですね…お疲れ様です。
その後、私はヨドバシカメラの周りをうろうろしたんですが、どうにも人が並んでいる様子がありません。
どうやら上野のヨドバシカメラは1号店と2号店があって、ゲームを取り扱うのは2号店なのでヨドバシカメラ上野2号店の付近で人は待機している模様、あわてて2号店へ向かいました。
2号店に向かうと既に30人ほどが並んでいましたが、錦糸町に比べると人は少なめだったので「買えるかもしれん!」と期待に胸が高鳴り、そのまま私も最後尾っぽい所に並びました。
最後尾っぽいというのは私が到着した午前5時頃、店舗側の人間による列形成は行われて居なかったので明確な最後尾が無かったからです。
おそらく、こっちが最後尾っぽいという所に向かい、前の人に「ここが最後尾ですか?」と聞いてみたんですが、私の前に居た2名の女性は日本語が通用しなかったんですよね(笑)。
この後、私の後ろにも何名か並びだし、その際に「ここが最後尾なんですか?」と聞かれたんですけど「た、多分…」としか答えられませんでした。
並び始めてしばらくすると、先ほど私が追いかけたヨドバシカメラの店員さんが店員用ジャンパーを着用してやってきました。
並んでいる人数をザッと数えると
入荷したPlayStationVRはカメラ同梱版が30台、カメラが付属しない単体版が4台、PlayStationMoveモーションコントローラーが12台となっています。
今から34名様に割込防止券を配付します
と宣言しました。
と思っていると改めて1人ずつ人数を数えている店員さんがやってきました。
私を指さし
そして私の後ろの人を指さし
と言いました。
そのまま先頭に戻り、また数え直し再び私の前に。
やっぱりここでも
で私の後ろの人は
でした。
大勝利!
コミケでお目当てのグッズをゲットするために並んでいたら私の2人前で売り切れたり、幕張メッセで行われたWake Up, Girls!Festa. 2015 Beyond the Bottom Extendでわぐばん!を購入すると先着順で貰えたサイン色紙がマジで私の直前で切れた経験があったりとギリギリで欲しいモノが手に入らない事に定評のある私だったので、これは今回も敗北するパターンじゃないか!!(憤怒)と思っていたのですが、ギリギリ滑り込みセーフでした。
店員さんが
と言って、先頭の人から順番に割引防止券が配付されました。
しかし、この割引防止券だけではPSVRを購入する事は出来ません。
次に割引防止券を整理券と引き替えて、最終的に整理券とPSVRを引き替える必要があります。
つまり、次は整理券が配られるのを待たなければならないのです!
ヨドバシカメラの先着販売においては割引防止券を入手すると、次はひたすら待つという第二の戦いが始まるのです。
まあ、割引防止券を入手した後は、前後の人間や店員さんに少々列を離れる事を宣言すればその場から離れる事は出来るのでちょっとした買い物やトイレに行く事は出来るんですが、整理券を配るタイミングには列に居なければならないので、長く離れる事は出来ません。
1月の寒空の中、デレステのスタミナを消費したり、Amazonプライムビデオを見たりして暇つぶしをしながら待ちます。
上下ヒートテック着用、パーカーの上にコート、ネックウォーマーに帽子、手袋、ハクキンカイロと張る使い捨てカイロなどなど防寒対策はしっかりしていたつもりでしたが、クソ寒かったです。
あまりに寒いので
と心の中でユニクロに対して八つ当たりしましたが、AmazonプライムビデオでZガンダムを見ながら寒さをごまかしていると整理券が配られる時間になりました。
整理券は割込防止券に書かれた番号の若い順に配られるのですが、ほとんどの人がカメラ同梱版の整理券を選択。私の番になる頃にはカメラ同梱版の整理券はありませんでした。
件の友人はPlayStation Cameraを持っていないんですが、店員さんが整理券を配る際に
と言っていたので単体版でも問題はありません。
ネットでもPlayStation Cameraは定価で買えますしね。
またPlayStationMoveモーションコントローラーは15人目くらいですぐに無くなっていました。ネットでも定価の2倍ぐらいで取引されています。
PSVRの入荷台数もそうですけど、付属品も、もうちょっとやる気出して生産して欲しいですな(´・ω・`)
整理券を手に入れたら今度はヨドバシカメラが開店する時間まで待つ必要があるんですが、本来9時30分開店のところ30分ほど早めて開店してくれました。これが神対応ですか。
あとは自分の会計を待つのみですが、店内は暖房が効いているので全然待てます。ありがてえ…ありがてえ…。
自分の番がやってきたので店員さんにカメラ無し版のPSVR整理券を渡し、PlayStation Cameraも購入したい希望を告げ、無事に入手。
購入出来たところで友人にLINEを送りました。
そのまま電車で一旦、自宅に戻りPSVRを置いて、再び電車に乗って今度は錦糸町に向かいます。
ここまでで忘れている人も多いでしょうが、自転車を錦糸町の駐輪場に置いてきているからです。
気持ち的には面倒臭さMAXだったのですが、仕方ありません。
くぅ〜疲れましたw
日が昇らない内に待機して長時間並ぶのって数年前まで友人達と行ってたコミケ以来じゃないですかね…。
そんな風にコミケに参加していた時は近くのネカフェで待機して始発が動く時間ぐらいから並ぶ感じなんですが、その時は友人が居るので話し相手も居るし、並ぶ事そのものがイベント感もあって嫌いじゃないんですが、今回はソロプレイだったのでただただ寒かった…。
このPSVRに掴まるんじゃ!!
後日、友人にPSVRを渡し、購入代金をいただきました。
ここで私がPSVRを友人に譲らず2台持ちするというのもネタ的に面白いんですが、普通に友人に譲りました。
わたくし無職ですので、そんな事をしているとクレジットカードの支払いでデッドエンドなのです。
読者の方の中には
とお怒りの方も居ると思うのですが、友人にはマジで定価で譲っているので、私は一銭も儲けてはおりません。
むしろ駐輪場代及び電車代を考えると完全に足が出ているので許してください。
まあ、友人には普段からお世話になっているので購入代理をした感じです。わたくしノージョブですから時間だけはあるんです。
やめんか 並ぶのには訳があるんじゃ
さて、今回はガチンコでPSVRの再販に参戦してみたわけですが、僭越ながら読者の皆様に伝えたい事があります。
それはPlayStationVRは並んでまで定価で買う意味はあるのか?という事です。
これはPSVRに限らず年末に売られる福袋やバーゲンなどにも言える事ですが、モノが安く売られるからといって長時間並ぶ事は目先の利益に囚われすぎて、本質を見失っているわけですよ。
例えば15,000円分の商品が入った10,000円の福袋を入手するために6時間並び、購入したとしましょう。
福袋の中身に満足した場合、差額の5,000円得したように見えますが、購入するにあたり6時間もの時間を要してしまっているわけです。
私は無職なので生きていても時給の類は発生しないわけですが、多くの人は仕事なりバイトなりをしているわけで大体1時間あたり1,000円ぐらいなら普通に稼げるわけじゃ無いですか。優秀なビジネスパーソンやヤングエグゼクティブな方なら1時間あたりに稼げる時間はさらに多いわけじゃないですか。
極論になりますが、今回のケースでは6時間も並んでしまっている時点で普通の人ですら1,000円損してしまっているとも言えます。
「並ぶ事を含めて楽しい!」「福袋というイベントを楽しみたい!」という理由であれば全然OK構わないんですが、目的が安く手に入れるという場合はかかる時間を見積もり損得を考えなければなりません。
優秀な人は「無職に言われないでもわかっとるわ!」って感じでしょうけど(笑)。
今回、PSVRを入手するために少なく見積もっても私は6時間ぐらいの時間を使っています。
2017年2月現在、新品のPlayStationVRの転売価格は定価より1万円以上高い事がザラなので、普通の学生さんや私のように無職の方であれば並んで購入するのも悪く無い選択肢かもしれませんが、優秀な社会人の皆様におかれましては、ご自身の1時間あたりに稼げるお金を計算し並ぶ価値があるのかを計算した方が良いと思われます。
あなたが優秀な方であればモヤモヤはするかもしれませんが、転売屋から購入した方が実はお得というケースも考えられます。
もっとも、一番良いのは転売屋が爆死するぐらいSONYがPSVRを生産し、買いたい時に買えるような体制を作ってくれる事なんですけどね…。
ネットで受注して、その分ぐらいは作れば良いのにと素人ながらに思ってしまうんですが、作るのに入手困難な部品があったりするんですかねぇ(´・ω・`)
PlayStationVR自体は是非とも体験するべき素晴らしい製品、コンテンツだと思うのですが、多くの人が買いたい時に買えなくてそのうち興味失うパターンになっちゃってる気もするんですよね。発売したてのドリキャスみたいな。
3月にはNinntenndo Switchも発売されちゃうし。普通の人は次から次にハードを買うお金が必ずしもあるわけじゃないんだから、買いたい時に買わせないとアカンと思うのですよ。
ハードが普及しないとサードパーティもコンテンツを作りづらいでしょうし。
SONYはもうちょっと生産にやる気を出して欲しいですね!頑張れSONY!
PlayStation VR PlayStation Camera同梱版
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