シューティングガールって面白いの?と聞かれたので私見を回答します。
もくじ
シューティングガールは面白いのか
結論から申し上げますと、現状、私はシューティングガールを面白いとは思っていません。
シューティングガールの事前登録者数は少なくとも12万人以上だったはずですが、流行っているゲームと比較すると現状あまり盛り上がっている感じもあまりないです。Twitterなどを見ると、多くの方が序盤でシューティングガールを見限ってしまったようですが、それも理解出来ます。
私自身、数多くのブラウザゲーム、ソーシャルゲームをプレイしてきたわけではないので、どうしてもお船のゲーム(艦隊これくしょん)が比較対象になってしまうのですが、艦これと比べた時にシューティングガールはイマイチな点が多いです。
艦これも最終的には単純作業になっていく側面があるので、決してゲームそのものがずば抜けて面白いとも思いませんが、両者を比較すると艦これは流行るのもわからないでもないかなと…。
シューティングガールのここがダメ
シューティングガールのイマイチなポイントを挙げていきます。
ゲーム内資源を得る手段が乏しい
シューティングガールは艦これと同様にゲーム内資源を消費してプレイしていくのですが、このゲーム内資源を得る方法は基本的に
- 自然回復
- 任務報酬
- アイテム課金
の3つになります。
つまり、艦これにおける「遠征」にあたるシステムがシューティングガールにはありません。
余りがちな資源もありますが、基本的にやればやるほど資源を消費するのに資源を得る方法が乏しく、張り付いてがっつりやろうと思った場合、基本的にはアイテムを買わねばなりません。
また、ユニットの回復は保健室で休ませるという艦これにおける入渠と同じようなシステムで行うのですが、キャラクターのレベルが一定以上になると回復に結構な時間を要します。初期のスタートアップキャンペーンが開催中されていた頃は保健室の入室時間が今の半分だったのですが…そのキャンペーンも終わってしまいました。
艦これの高速修復材に相当するアイテム「HP全回復薬」も存在しますが遠征が無いため任務報酬でしか得ることが出来ません。今後、必要になるかもしれないと考えると日常的に使う事は躊躇われます。
端々から感じる要課金の雰囲気
シューティングガールと艦これの大きく違う点としてはキャラクターの入手方法も挙げられます。
シューティングガールはスカウト(ゲーム内ガチャ)とステージのドロップとなっていますが、ステージのドロップでは手に入るキャラクターは少なく、基本的にはスカウトで入手しなければなりません。
一応、1日1回行える無料スカウトや、任務報酬であるスカウト補助券(10枚で1回ほどスカウト出来る)などでもキャラクターを入手出来ますが、現状最大のレア度を誇るキャラクターは簡単に入手出来る確率ではなく、好みの子が最大レア度だったりする場合、ある程度課金しないと出会えない可能性が高いです。
一方艦これにおけるキャラクターの入手方法は基本的にゲーム内資源を消費し建造するか、ステージのドロップです。
ドロップで入手出来るキャラクターも多いので根気よくプレイし続けていけば見た目に一目惚れしたキャラクターもそのうち入手出来るものが多いのも良いですよね。
このようにシューティングガールは艦これと比べるとキャラクター収集において、やや集金要素が強くなっています。
ゲーム内資源を得る手段が乏しいにも同じ事が言えますがシューティングガールを序盤で見限ってしまった人の大半は「なんだかこのゲーム、搾取が凄そう」という事を感じ取って離れていってしまったように見えました。
では艦これに集金要素は無いのかと言われるとそんな事はありません。
艦これはよく無課金・微課金でも遊べると言われていますが、艦これもある程度やりこんで行くとより快適にプレイを行うためにドック開放や母港拡張などのために課金を行う方が多いです。
にも関わらず、艦これがお財布に優しいという印象が強いのはドック開放や母港拡張が必要になる方というのは艦これにハマっている方なので「これだけプレイしているのだから、まあ良いか」という気持ちで課金出来る点が大きいのでしょう。
課金が必要になるまでに飽きてしまったユーザーは無課金で楽しめ、課金者も納得した上で課金しているので不平不満が少ないのだと思われます。
例えば私の友人の提督はドックを最大まで解放し、母港も現状最大まで拡張した上で20人以上の艦娘とケッコンカッコカリを行っているので少なくとも3万4000円ほどは艦これに課金している計算になります。
冷静に考えるとコンシューマーのゲームソフトであれば新品でも5本くらいは買えてしまいますし、ゲームハードであればWii Uや中古のPS4が買えてしまう値段です。艦これを知らない人から見ると「どこが無課金やねん」と突っ込みたくなるかもしれませんが友人は投じた金額を「高い」とはあまり感じていないように思います。
それは決して自分を正当化するため課金額を考えないようにしているというわけではなく、ここまで遊んでいるのだからこれぐらいは良いかという気持ちなのだと思います。
また資源やガチャなど一瞬で消耗してしまうものに対して課金を行うのではなく、恒久的に使えるものに課金する事が多いのも「搾取感」を感じさせない要因です。
トータルで見れば結構な額を課金している事になるのですが、ちょっとずつちょっとずつ必要に応じて課金するので一度に必要になる額が少ないのも大きなポイントと言えます。
戦闘バランスが悪い・ユニットの強弱が存在する
シューティングガールはキャラクターのカテゴリが
- ハンドガン(HG)
- サブマシンガン(SMG)
- ショットガン(SG)
- ライトマシンガン(LMG)
- アサルトライフル(AR)
- スナイパーライフル(SR)
- 大口径ライフル(AMR)
7種類ほど存在しています。
これら7のカテゴリー、60種弱のキャラクターから好みの子を組み合わせて小隊を編成し遊べるのですが現状はAR一強、SR一並、残り5弱という様相になっているので単純に好みの武器やキャラクターだけでは部隊を編成をするとスムーズな攻略が出来ません。
加えて同じカテゴリのキャラクターでもキャラクターごとに持ち合わせているスキルや能力の成長の仕方が異なっているので、強いキャラ弱いキャラがハッキリとしており好きなキャラクターを愛でていくというプレイングがやや難しいと言わざるを得ません。
艦これをプレイした方ならお分かりになると思いますが、艦これはどの艦種にも出番がありますし、同艦首であれば基本的には似たような能力なので自分の好みでキャラクターを選択出来ますよね。
また、高い能力を保持している場合はコストが重いなどのデメリットも存在するので、事実上の使えないキャラみたいなものがあまりありません(翔鶴が瑞鶴の運劣化版など、下位互換が存在しないわけではありませんが気にするレベルでは無いモノが多い)。
シューティングガールは現状キャラクターの強い弱いがハッキリしているので、この娘を使いたい!というユーザーにとっては厳しめの設計となっています。
とにかく重い・固まる・ローディングが長い
何度かのアップデートで本当に初期の頃と比べるとマシにはなりましたが、未だに動作が重くなる事が度々あり、固まる瞬間があります。またローディングの長い事もしばしばあるので、快適にプレイ出来るとは言い難いです。この辺も今後は改善して欲しいですね。
やっぱり正直手放しで「面白い」とは言えません
これらを踏まえてると、キャラクターは可愛いと思いますがシューティングガールが面白いとは思えません…。
私自身が飽き性なのでブラウザゲームやソーシャルゲームに向いていないという事もあるかもしれませんが、周りの友人でも見限ってしまった人が多いです…(´・ω・`)
しかし、見方を変えてがっつりやるゲームでは無くスキマ時間にちょっとだけプレイするゲームとしてはシューティングガールは逆にいいかもしれません。
遠征のようなシステムがないので無課金では張り付いても出来る事がありません。
また、轟沈や刀剣破壊のようなキャラロストのシステムも無いのでよそ見しながらプレイも楽々に行えます。ラクラクダイノくんより楽です。
現状、私のシューティングガールの楽しみ方はスプラトゥーンのマッチング中に1日1回の無料スカウトと一部の任務をクリアするというスタイルで楽しんでいます(イベント時は別として)。
しかし、艦これの事前登録者は5000人ほどだった事を考えるとブラウザゲームやソーシャルゲームの流行において事前登録者数は大した問題では無いのかもしれませんね。
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シューティングガールはつまらないでしょうけど、艦これも相当つまらないですよ。キャラクターが可愛いので、それなりの盛り上がりがあるものの、ゲームせずキャラクターだけ楽しんでいるひと多いと思うし、プレイヤーの実働も10万人位じゃないかと思います。実働/登録者は結構少ないと思います。
コメントありがとうございます(`・ω・´)
艦これも最終的には作業ゲーになってしまいますが、序盤の面白さは艦これの方が上かなと思いました。
両者とも今は離れてしまったのでわかりませんが、シューティングガールはゲーム内資源を得る方法が乏しすぎて…。