労働者を良いように騙している経営者は悔い改めて。マジで。
みなし残業とか言う労働者に不利すぎるシステム
先日、大学時代の友人と話をする機会がありました。
大手企業に採用された人、個人事務所みたいな所に採用された人、スタートアップの会社に採用された人、作家志望、無職(私)など境遇は様々ですが近況についての話題で盛り上がりました。
そんな中、ベンチャー企業に内定を貰った友人とみなし残業についての話題で盛り上がったのですが…。
結局、その場ではそれが出来るか否か答えを出せる人が居なかったので「まあ、みんな色々あるけど頑張ろうぜ！」みたいな結論で会合は終わったのですが、個人的にはみなし残業のパケット繰り越しみたいな事が出来るか非常に気になりました。
未消化分は繰り越せる場合もあるようだ
あまりにも気になって睡眠不足になりそうだったので調べてみる事にしました。
軽く調べてみるとみなし残業の未消化分を翌月以降に繰り越しても良いと認められた判例は過去にあったようです。
どういうことかと言うと例えば50時間までみなし残業と定めているがある月20時間しか残業が無く、翌月は80時間残業があった。本来であれば80時間残業した月においてはみなし残業を超えた30時間の残業代を支払わなければならないが、20時間の月から未消化分の30時間を持ってくる…みたいな事がOKになった判例があったそうな。
とは言えどこでもそれが可能かと言われるとそんな事は無くきちんと給与規定にその旨を書いて、労働条件通知書兼同意書で社員に通知し同意を得ていないと駄目なようですが…。
詳しくは「SFコーポレーション事件」でググってみてください。
労働基準監督署に聞いてみた
しかし、これは私が知りたいパターンではありません。
私が知りたいのは超えてしまった分の残業時間を翌日に繰り越せるかどうかです。
調べ方が悪いのか近い例が出てこなかったので直接、労働基準監督署に電話で聞いてみる事にしました。
やっぱり出来ないじゃないか！！(憤怒)
まとめ
みなし残業を超えた分の残業を翌月以降に繰り越す事は禁じられている。
私の同級生のケースはそういった社員側が詳しくない事を良い事になんか適当に言ってる気がする。
会社によってはもしかしたら給与規定とか就業規則に言及されてるのかもしれないけど、基本は出来ないという事でよさそう。
やっぱりみなし残業ってクソだわ！
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